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タケルと恭子の1224
第4章 23:00
無風の中
空から舞い落ちる雪は
あまりにも神秘的で


タケルは

なんでも
願いが叶いそうな
そんな気がした




そして
タケルは


雪をつかもうとする
恭子の冷たい手を


握りしめた





「・・タケ・・」







「帰らないでよ・・」







「・・タケ」





タケルは
握りしめた
恭子の手を見つめていたが

恭子は
タケルの
不意の行動に驚き
隣にいる
タケルに顔を向けた




近い


思いのほか近い距離の
タケルに



顔が赤くなるのを感じた




「笑わないで・・

恭子ちゃん
笑わないで
聞いて・・・」





その瞬間
タケルが
恭子に顔を向け


2人は
はじめて
近距離で見つめ合った



恭子は
瞬きと同時に
わずかに
うなずき


返事をした





笑わないよ




だから
お願い









好きだと言って






そう
思いながら


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