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その口でその指で
第1章 噂の真相
ねえねえ聞いた?
この学校にいるんだって?
きゃー!!わたしも一度シテもらいたい!
やぁーえっちぃ~・・でもわかるぅ~
校内の玄関で後輩女生徒たちのピンクで黄色な声を通り過ぎ
上履きへ履き替えるとさっさとその場を後にする
「あほらし」
少し重たい学生カバンを持ち直しいつもと同じ廊下を通いなれた教室へと向かう為に歩いた
「おはよ」
誰にいうでもなくぼそりと挨拶し、席に着き、鞄の中身を整理し小説を読み始める
いつもと何も変わらない一日が始まる