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第3章 醜い嫉妬

やってる事と、発言がちぐはぐな男の事が彼女の頭を支配し続けた

何人と関わっているのか分からない男

誠実とはまた違う彼独自の持論があるんだろうけど到底理解には苦しむ

来週から通い続けなければならない学校生活が憂鬱になった

来年一年も通わないとならない

｢同じクラスになったらやだなぁ・・今は接点ないし、大丈夫よね？たまたま見ただけだし。あーやだなぁ｣

好きな本を開かずに悶々と考えを巡らせた週末になった

憂鬱をかかえて同じ通学路

同じ教室の同じ席

変わらない授業風景

そのすべてが平和に感じる