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王子と専属メイドの戯れ
第2章 携帯
「!!!」



えっ…?!

これって…!!



映り出したのは今朝の車内の様子でした。



白黒ですが、わたしが光騎さまの指を磨いているのが見えます。





わたしの心臓が早くなってきました。






あっ…右手が終わって……ゲームの話をされてる…




光騎さまの嬉々とした目元が見えます。


わたしがゲームを承諾して…




あっ…光騎さまの手がわたしに…




「…っ!」




やだ…触れられてた時の感触を思い出しちゃう…




頬を滑って…



光騎さまの手が艶かしく動いて…




首、耳…





ゆっくりなでて…






「……ハァ……ハァ……」





わたし…息あがってる?




だって、映像の光騎さまは本当に艶やかで…


そしてわたし…



あんなに、いやらしい顔してたの?






口は半開きで、涙目で、真っ赤になって…




触られるたびにビクビクと体を震わせてる…。




いや…こんな姿見られていたなんて…恥ずかしい…っ


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