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ほろ酔いちゃん
第3章 初めての逢瀬


ホテルからの帰り道


「今日はありがとうございました」

「楽しかったな」

「御主人様のクンニ気持ち良かったです」

「そっか、またしてやるよ」

「はい」

「そー言えばロープってか紐は持って来なかったのか?」

「縛りたかったですか?」

「まあな・・・」

「じゃあ今度持って来ます」

「毎回新幹線で来るのは負担がかかるだろ、次はお互いの中間地点で逢おう」



「まだ早いな・・・食事して帰るか?」

「はい♪嬉しいです!」

「ん」


手短な大衆居酒屋に入る・・・
生中とつまみを少々注文して会話

ほろ酔いちゃんだけあってアルコールは強そーだ、本気で飲めば負けるな・・・


祥子はかなりテンションも高く会話中「御主人様」を連発する

隣りの席は家族連れだ・・・

聞こえてるな、ちらちらと見てる
かなり不思議なカップルに見えるだろう

「祥子、もう少し声を小さく」

「あ、はい」



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