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イケない秘め事
第33章 出産カウントダウン

愛美のお腹もせりだしてきて、何かにつけて、
「よっこいしょ」
という言葉がでる。愛美自身、言わないようにはしてるらしいけど、出てしまうらしい。別に、言ってもいいのになぁ。
今日は、定期検診がある。
愛美の体格や年齢的な事を考えて、自然分娩は難しく、帝王切開となる。極度の怖がりな愛美は、先生に
「大丈夫ですか?出血多量で死なない?悠太の声聞けますか?」
と聞いては、困らせていた。
「でも、愛美ちゃん。凄いね。よく、お腹の子が男の子だって、わかったね?エコーで、見ると、いつも確認出来そうな部分が隠れてたのに。先生より、早く知るとは。」
「悠太が、教えてくれたんです。」
愛美、したりがお。
「でも、なんで、先生も看護師さんも、私の事をちゃん付けで呼ぶんですか?だって、私、子供じゃないですよ?」
「えっ?いつから、それに気付いたのかな?」
「お正月の健診です。」
?俺は、妙な違和感を覚えた?
「愛美?」
「ん?」
「お前、話し方が変わった?」
「んなことないよぉ。」
「いや、俺とじゃなく…」
「あれ?そう言えば…です、ますとか、言ってたような?」
「じゃ、これからは、愛美さんかな?」
「はい。」
診療内科の先生が、
「じゃ、愛美さんは、記憶全て思い出した。」
コクン…
「嬉しい事も楽しい事も、言いにくいけど、凄く辛かった事も…」
「はい。」
「これこら、頑張って、前を向いて歩いていける?」
「はい。私には、悠太もお兄ちゃん、いえ、パパも、先生や看護師さん、お友達が大勢いますから。大丈夫です。」
皆、回りを見つめる。
「じゃ、診療内科は、もう卒業だね。おめでとう。」
「ありがとうございます。」
「さて、入院は、いつが良いですか?」
「そうですね。休みの日が良いので、明後日の日曜日で。」
「じゃ、月曜日に手術としましょう。」
「よろしくお願いいたします。」
俺は、愛美と頭をさげた。
車に乗り込み、走らす。
「愛美、お前、記憶思い出しのか?」
「うん。全て。」
「あの事も?」
父さんが、愛美を犯した事も…
「うん。でも、平気だよ。今は、悠太もパパもいるし。みんなが、守ってくれてるの、わかるもん。」
愛美~、泣きそうだよ。
俺は、そのまま海に行き、近くの海浜公園を歩いた。日差しもよく、小さな子供と遊んでるママ、パパがいる。
「よっこいしょ」
という言葉がでる。愛美自身、言わないようにはしてるらしいけど、出てしまうらしい。別に、言ってもいいのになぁ。
今日は、定期検診がある。
愛美の体格や年齢的な事を考えて、自然分娩は難しく、帝王切開となる。極度の怖がりな愛美は、先生に
「大丈夫ですか?出血多量で死なない?悠太の声聞けますか?」
と聞いては、困らせていた。
「でも、愛美ちゃん。凄いね。よく、お腹の子が男の子だって、わかったね?エコーで、見ると、いつも確認出来そうな部分が隠れてたのに。先生より、早く知るとは。」
「悠太が、教えてくれたんです。」
愛美、したりがお。
「でも、なんで、先生も看護師さんも、私の事をちゃん付けで呼ぶんですか?だって、私、子供じゃないですよ?」
「えっ?いつから、それに気付いたのかな?」
「お正月の健診です。」
?俺は、妙な違和感を覚えた?
「愛美?」
「ん?」
「お前、話し方が変わった?」
「んなことないよぉ。」
「いや、俺とじゃなく…」
「あれ?そう言えば…です、ますとか、言ってたような?」
「じゃ、これからは、愛美さんかな?」
「はい。」
診療内科の先生が、
「じゃ、愛美さんは、記憶全て思い出した。」
コクン…
「嬉しい事も楽しい事も、言いにくいけど、凄く辛かった事も…」
「はい。」
「これこら、頑張って、前を向いて歩いていける?」
「はい。私には、悠太もお兄ちゃん、いえ、パパも、先生や看護師さん、お友達が大勢いますから。大丈夫です。」
皆、回りを見つめる。
「じゃ、診療内科は、もう卒業だね。おめでとう。」
「ありがとうございます。」
「さて、入院は、いつが良いですか?」
「そうですね。休みの日が良いので、明後日の日曜日で。」
「じゃ、月曜日に手術としましょう。」
「よろしくお願いいたします。」
俺は、愛美と頭をさげた。
車に乗り込み、走らす。
「愛美、お前、記憶思い出しのか?」
「うん。全て。」
「あの事も?」
父さんが、愛美を犯した事も…
「うん。でも、平気だよ。今は、悠太もパパもいるし。みんなが、守ってくれてるの、わかるもん。」
愛美~、泣きそうだよ。
俺は、そのまま海に行き、近くの海浜公園を歩いた。日差しもよく、小さな子供と遊んでるママ、パパがいる。

