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イケない秘め事
第11章 愛美の異変
「愛美…起きろ。俺、いまお前の側にいるぞ。連絡出来なくて、ごめんな。俺、なんて答えていいか、わかんなくてさ。ごめんな。これからは、ちゃんと返事するからさ。お前の行きたいとこも連れてってやる。お前が、欲しいのも買ってあげる。俺が、好きなんだろ?俺も、愛美が、好きだよ。愛してる。だから、目を開けてくれよ。なぁ、愛美っ!」

父さんと母さんが、部屋に入ってきた。

「愛美…。俺も、母さんも父さんも、みんなお前に会いたがってるよ。」
「あっ、愛美っ!!」

愛美が、目を開けた。

「あっ、お兄ちゃんっ!!なんで、ここにいるの?」
「愛美っ!!」

俺は、愛美を抱き締めた。
母さん達は、何も言わなかった。
今は、仕方がないと思ったのだろう。

「ママもパパもいる!どうしたの?」

愛美が、笑った。
俺は、嬉しくて、泣きながら愛美の頭を撫でた。

「お兄ちゃん、泣いてる。珍しい。パパに怒られたの?ダメだよ、パパ。お兄ちゃん、怒っちゃ。」

?何か、おかしい。

「なぁ、愛美?お前は、まだ俺のこと、好きか?」
コクン…
愛美が、頷く。
「お前の誕生日は?」
「ん?誕生日知らないの?ダメだよ、忘れちゃ。7月21日。」

気のせいかな?
もう一回違う質問。

「お前の通ってる、学校は?」
「あのねぇ、それ位わかるって。双葉中学校、2年3組だよ。あれ?みんな、どうしたの?」

母さんが、泣き崩れた。
愛美、お前は、いま17歳で、北条西高校の2年だ。

「なぁ、愛美。ちょっとだけ、一人になるかけど、我慢出来るか?」
「直ぐに戻ってくる?もぉ、愛美を一人にしないって、約束出来る?」
「うん。これからは、ずっと一緒だよ。だから、ちょっとだけ、一人で待ってて。」

俺は、父さんと母さんを、俺の部屋に連れてった。


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