この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケない秘め事
第13章 重なる想い
「お腹いっぱいだょぉ。」
「えっ、もう?」

皿を見ると、オムライスが、2~3口かけた状態。そういや、朝御飯も同じような感じだったな。

「大丈夫か?」
「ん?大丈夫だけど。お兄ちゃん、心配性どね。愛美、結構元気だよ。」
「そっか。どっか行きたいとこある?映画とか、ボーリングとか。あったら、言えよ。」
「特に、ないよ。なんか、疲れちゃった。」
「じゃ、帰るか?」
「うん。」

車を走らせ、暫くすると、愛美がウトウトし始めた。寝れなかったのかな?
家につくと、愛美をベッドまで連れてった。

「お兄ちゃん。」
「ん?」
「愛美の側にいてね。」
「うん。いるよ、ここに。」

少し安心したのか、愛美は静かに寝息をたてた。
特にすることもないので、俺は、愛美の側で仕事をしていた。出来上がった文書をメールで、会社に送信した。

「お兄ちゃん?どこ?」

寝言?とりあえず、側に行く。
いつまで、この状態が続くのだろう?

夕方になり、愛美は、目が覚めた。

「あっ、お兄ちゃんっ!!良かった。愛美、お兄ちゃんが愛美の目の前から居なくなる夢を見たんだ。怖かった。寂しかった。だから、夜になるのが、怖くて、寝るのも怖くて、お兄ちゃんのお部屋に行ったら、何も無くなってて、愛美、お兄ちゃんのお部屋で一人で泣いてた。頑張ろうと思った。でも、出来なかった。ごめんね。お兄ちゃん。」

愛美がまた泣き出した。
俺は、愛美を抱き締めるしかなかった。俺のしたことで、こんなにも愛美を苦しめていたなんて。

「ごめんな、愛美。もう離さないから。絶対に!」

「お兄ちゃん?」
「お願いがあるの。聞いてくれる?」
「ん?愛美のお願いなら、ある程度は聞くよ。言ってごらん。」
「抱いて…」

俺は、言葉に詰まった。どうしよう?父さんと約束したし。でも、ここで俺が、断ったら、コイツまたおかしくなるかもだし…

「愛美は、したいの?」
コクン…
「どうしても?」
コクン…

俺は、悩んだ。悩んだ挙げ句…

/149ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ