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イケない秘め事
第13章 重なる想い
「お腹いっぱいだょぉ。」
「えっ、もう?」
皿を見ると、オムライスが、2~3口かけた状態。そういや、朝御飯も同じような感じだったな。
「大丈夫か?」
「ん?大丈夫だけど。お兄ちゃん、心配性どね。愛美、結構元気だよ。」
「そっか。どっか行きたいとこある?映画とか、ボーリングとか。あったら、言えよ。」
「特に、ないよ。なんか、疲れちゃった。」
「じゃ、帰るか?」
「うん。」
車を走らせ、暫くすると、愛美がウトウトし始めた。寝れなかったのかな?
家につくと、愛美をベッドまで連れてった。
「お兄ちゃん。」
「ん?」
「愛美の側にいてね。」
「うん。いるよ、ここに。」
少し安心したのか、愛美は静かに寝息をたてた。
特にすることもないので、俺は、愛美の側で仕事をしていた。出来上がった文書をメールで、会社に送信した。
「お兄ちゃん?どこ?」
寝言?とりあえず、側に行く。
いつまで、この状態が続くのだろう?
夕方になり、愛美は、目が覚めた。
「あっ、お兄ちゃんっ!!良かった。愛美、お兄ちゃんが愛美の目の前から居なくなる夢を見たんだ。怖かった。寂しかった。だから、夜になるのが、怖くて、寝るのも怖くて、お兄ちゃんのお部屋に行ったら、何も無くなってて、愛美、お兄ちゃんのお部屋で一人で泣いてた。頑張ろうと思った。でも、出来なかった。ごめんね。お兄ちゃん。」
愛美がまた泣き出した。
俺は、愛美を抱き締めるしかなかった。俺のしたことで、こんなにも愛美を苦しめていたなんて。
「ごめんな、愛美。もう離さないから。絶対に!」
「お兄ちゃん?」
「お願いがあるの。聞いてくれる?」
「ん?愛美のお願いなら、ある程度は聞くよ。言ってごらん。」
「抱いて…」
俺は、言葉に詰まった。どうしよう?父さんと約束したし。でも、ここで俺が、断ったら、コイツまたおかしくなるかもだし…
「愛美は、したいの?」
コクン…
「どうしても?」
コクン…
俺は、悩んだ。悩んだ挙げ句…
「えっ、もう?」
皿を見ると、オムライスが、2~3口かけた状態。そういや、朝御飯も同じような感じだったな。
「大丈夫か?」
「ん?大丈夫だけど。お兄ちゃん、心配性どね。愛美、結構元気だよ。」
「そっか。どっか行きたいとこある?映画とか、ボーリングとか。あったら、言えよ。」
「特に、ないよ。なんか、疲れちゃった。」
「じゃ、帰るか?」
「うん。」
車を走らせ、暫くすると、愛美がウトウトし始めた。寝れなかったのかな?
家につくと、愛美をベッドまで連れてった。
「お兄ちゃん。」
「ん?」
「愛美の側にいてね。」
「うん。いるよ、ここに。」
少し安心したのか、愛美は静かに寝息をたてた。
特にすることもないので、俺は、愛美の側で仕事をしていた。出来上がった文書をメールで、会社に送信した。
「お兄ちゃん?どこ?」
寝言?とりあえず、側に行く。
いつまで、この状態が続くのだろう?
夕方になり、愛美は、目が覚めた。
「あっ、お兄ちゃんっ!!良かった。愛美、お兄ちゃんが愛美の目の前から居なくなる夢を見たんだ。怖かった。寂しかった。だから、夜になるのが、怖くて、寝るのも怖くて、お兄ちゃんのお部屋に行ったら、何も無くなってて、愛美、お兄ちゃんのお部屋で一人で泣いてた。頑張ろうと思った。でも、出来なかった。ごめんね。お兄ちゃん。」
愛美がまた泣き出した。
俺は、愛美を抱き締めるしかなかった。俺のしたことで、こんなにも愛美を苦しめていたなんて。
「ごめんな、愛美。もう離さないから。絶対に!」
「お兄ちゃん?」
「お願いがあるの。聞いてくれる?」
「ん?愛美のお願いなら、ある程度は聞くよ。言ってごらん。」
「抱いて…」
俺は、言葉に詰まった。どうしよう?父さんと約束したし。でも、ここで俺が、断ったら、コイツまたおかしくなるかもだし…
「愛美は、したいの?」
コクン…
「どうしても?」
コクン…
俺は、悩んだ。悩んだ挙げ句…