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イケない秘め事
第14章 病院
「愛美の大好きな食べ物はなにかな?」
「んとねぇ、オムライス!」
「最近、食べた?」
「うん。食べたけど、ちょっと食べただけで、お腹いっぱいになったから残しちゃった。」
「ママやパパが、いる時、ご飯食べてたのかな?」
「うん。食べたけど、すぐ気持ち悪くなっちやって、吐いちゃうの。食べるといつもそうだから。」
「それは、お兄ちゃんが居なくなってから?それとも、その前から?」
「お兄ちゃんが、居なくなってから。それまでは、たくさん食べれたから。」
「じゃ、最後の質問ね。お兄ちゃんがいる時。今は、どう?食べても吐いたりするかな?」
「ううん。しないよ。今朝も、朝御飯残さず食べたよ。」
「愛美ちゃん。外の待合室で、この看護師さんと待ってられるかな?頑張れるかな?」
「頑張って、待ってようね。お兄ちゃん、誉めてくれるかな?さぁ、いこ。」
「うん。」
看護師に付き添われて、愛美が診察室を出る。
「お兄さん、座ってください。検査結果は、異常なしです。これまでのお話と今の愛美ちゃんの症状をみると、心の病気ですね。別に、うつ病とかではないです。ただ、お兄さんが居なくなった時の孤独感とか悲しみが、愛美ちゃんの記憶を曖昧にさせてます。」
「治りますか?」
「治るには治ると思いますが、時間はかなりかかると思います。でも、私達もいます。焦らず、治してあげましょう。お兄さんご、お仕事の間、誰か側にいることは出来ませんか?」
「距離的な事とかあって、誰も…」
「お辛いでしょえが、愛美ちゃんも辛いと思います。ストレス溜め込まないように、気長に。」
「はい。では、よろしくお願いいたします。」
俺は、診察室を出た。すると、愛美が、抱きついてきた。
「あら、ほんと、仲がいいのねぇ。愛美ちゃん。お兄ちゃんのこと、大好きなんだもんね。可愛いわ。」
看護師さんが、笑いながら言ってた。
会計をし、車に乗り込んだ。
「愛美~。まだ時間あるから、どこ行く?」
「水族館行きたい。」
「遠いだろ?」
「ここ。」
愛美が、カーナビについてるテレビを指差した。
隣の駅前で、小さな移動式水族館やってるのか。
「ここでいいのか?」
「うん。ペンギンいるから。触れるって。」
「今日は、ここにするか。大きな水族館は、今度行こうな!」
「うんっ!」
愛美、可愛いな~。
「んとねぇ、オムライス!」
「最近、食べた?」
「うん。食べたけど、ちょっと食べただけで、お腹いっぱいになったから残しちゃった。」
「ママやパパが、いる時、ご飯食べてたのかな?」
「うん。食べたけど、すぐ気持ち悪くなっちやって、吐いちゃうの。食べるといつもそうだから。」
「それは、お兄ちゃんが居なくなってから?それとも、その前から?」
「お兄ちゃんが、居なくなってから。それまでは、たくさん食べれたから。」
「じゃ、最後の質問ね。お兄ちゃんがいる時。今は、どう?食べても吐いたりするかな?」
「ううん。しないよ。今朝も、朝御飯残さず食べたよ。」
「愛美ちゃん。外の待合室で、この看護師さんと待ってられるかな?頑張れるかな?」
「頑張って、待ってようね。お兄ちゃん、誉めてくれるかな?さぁ、いこ。」
「うん。」
看護師に付き添われて、愛美が診察室を出る。
「お兄さん、座ってください。検査結果は、異常なしです。これまでのお話と今の愛美ちゃんの症状をみると、心の病気ですね。別に、うつ病とかではないです。ただ、お兄さんが居なくなった時の孤独感とか悲しみが、愛美ちゃんの記憶を曖昧にさせてます。」
「治りますか?」
「治るには治ると思いますが、時間はかなりかかると思います。でも、私達もいます。焦らず、治してあげましょう。お兄さんご、お仕事の間、誰か側にいることは出来ませんか?」
「距離的な事とかあって、誰も…」
「お辛いでしょえが、愛美ちゃんも辛いと思います。ストレス溜め込まないように、気長に。」
「はい。では、よろしくお願いいたします。」
俺は、診察室を出た。すると、愛美が、抱きついてきた。
「あら、ほんと、仲がいいのねぇ。愛美ちゃん。お兄ちゃんのこと、大好きなんだもんね。可愛いわ。」
看護師さんが、笑いながら言ってた。
会計をし、車に乗り込んだ。
「愛美~。まだ時間あるから、どこ行く?」
「水族館行きたい。」
「遠いだろ?」
「ここ。」
愛美が、カーナビについてるテレビを指差した。
隣の駅前で、小さな移動式水族館やってるのか。
「ここでいいのか?」
「うん。ペンギンいるから。触れるって。」
「今日は、ここにするか。大きな水族館は、今度行こうな!」
「うんっ!」
愛美、可愛いな~。