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イケない秘め事
第14章 病院
駅前の駐車場に車を停め、駅前の広場まで愛美と歩いた。

「大丈夫か?無理すんなよ?」
「あのねぇ。」

愛美が、笑うと俺も、なんか嬉しい。
大きなトラック2台に大きな水槽があり、何種類かの魚が所狭しに泳いでた。
あっと、ペンギンは?!

「愛美~、ペンギンいたよ。」

愛美の大好きな、イワトビペンギンがいた。愛美は、大人しく見てる。
ふれあいタイムになり、愛美もペンギンに触って、興奮してた!
一緒に住むようになってからの愛美は、よく笑うようになった。

「ペンギン触れて良かったな、愛美。」
「うんっ!なんかね、毛?羽?固かったよ。柔らかいと思ってたから。でも、可愛かったぁ。」

愛美は、さっき買ってあげたイワトビペンギンのぬいぐるみをギュッと抱き締めた。

「お兄ちゃん?」
「ん?」
「ぬいぐるみ、ありがとう。愛美、病気なの?だから、お兄ちゃんそんなに優しいの?」
「病気じゃないよ。ちょっと、心が疲れてるだけ。それに、俺は、いつも優しいぞ。」

俺は、笑いながら愛美の頭を叩いた。

家に帰ると、早速愛美は、イワトビペンギンのぬいぐるみを熊のぬいぐるみの横に置いた。

「パパ…。パパなんて、嫌い。大嫌い。愛美にあんな酷いことして。」

悠祐は、愛美を心配して、呼びにきたが…偶然にも、愛美が言った独り言を聞いてしまった。
何かあったのか?
聞いたら、また泣かれるかな?
夕飯は、二人でカレーライスを作った。

「お兄ちゃん!じゃがいもの皮、厚すぎ!もっと、薄く切らないと。」
「いいじゃん。腹に入れば、同じだろ?」
「んもぉ!」

なかなか、楽しく出来た。
愛美の笑顔、好きだな俺。

「どう?美味しい?」
「旨いよ。」
「良かった~。久し振りに作ったから、不安だったんだもん。」
「お前なぁ。」

俺は、愛美の皿に目を移した。愛美の皿のカレーは、半分以上減ってる!

「愛美?」
「ん?なぁに?お兄ちゃん。」
「皿、見てみろ。」
「あっ、カレーなくなっちゃった!」
「頑張ったな。愛美。」
「お兄ちゃんといると、なんか落ち着くんだもん。」

問題は、明日からだな。かなり、不安だけど、愛美も頑張るって言ってたから。
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