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あなたと×××
第8章 *あなたとウェディングベル*
「…あれから十年も経つのね」
この10年間で1男1女に恵まれた私たち夫婦は、子供たちにも呆れられるくらい『仲良し』だ。
「"鳴海君"か…そう呼ばれるのも久しぶりだな。子供が生まれてからは、お互いずっと"パパ""ママ"だったもんなぁ」
「ふふふ…そういえばそうね、鳴海君」
「…鈴香」
甘い輝きを帯びた彼の瞳がだんだん近づき…
「見て見て!キレイに飾りつけ出来…あー!パパとママがチューしてるーッ」
小さなクリスマスツリーを抱えた子供たちが私たちを見てキャッキャと囃し立てる。
「あなた、ちょっと待っ…」
悪ノリした夫は離れようとする私を抱き寄せ、見せつけるようにもう一度キスをした。
『あなたと×××』 (完)
この10年間で1男1女に恵まれた私たち夫婦は、子供たちにも呆れられるくらい『仲良し』だ。
「"鳴海君"か…そう呼ばれるのも久しぶりだな。子供が生まれてからは、お互いずっと"パパ""ママ"だったもんなぁ」
「ふふふ…そういえばそうね、鳴海君」
「…鈴香」
甘い輝きを帯びた彼の瞳がだんだん近づき…
「見て見て!キレイに飾りつけ出来…あー!パパとママがチューしてるーッ」
小さなクリスマスツリーを抱えた子供たちが私たちを見てキャッキャと囃し立てる。
「あなた、ちょっと待っ…」
悪ノリした夫は離れようとする私を抱き寄せ、見せつけるようにもう一度キスをした。
『あなたと×××』 (完)