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第5章 ジャストフィットな二人

言質って、契約じゃあるまいし！


「…神宮寺君は、本当に私でいいの？もっと貴方に相応しい女の子が他にきっと…」

さっき近野さんと並んでいるのを見て胸が痛かったのは、二人がお似合いだったから。年頃、顔だち、そして…身長差も。


「信じてくれるまで何度でも言います。俺は鈴香さんが鈴香さんだから好きなんです。他の女なんかどうでもいい」

「でも私、大柄で女らしくな…んんッ」


口をキスで塞がれ、その先は言わせてもらえなかった。