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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
手前に脱衣場、
ガラス戸の奥に木で作られた四角いお風呂があった。
賢児さんはさっさと服を脱いでいて、
筋肉質な体が露になる。
「賢児さん早い!」
そう言うと賢児さんは腰にタオルを巻き、
わたしに近付いてきた。
賢児さんはわたしの着ている茶羽織に手をかけると
「こはるも早く脱いで」
と言って、それを脱がせてきた。
帯もすぐにほどかれてしまい、
浴衣がはらりと落とされる。
「下着は自分で脱いでね」
と笑顔でわたしに言うと
先に中に入っていってしまった。