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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
途中廊下を通ったら外は雪が降っていた。
部屋に戻るともう食事が用意されていて
千恵美さんが何本かビールを頼んでいてくれた。
千恵美さんはさすが年上なだけあって
なんでも出来てすごいな、と思いながら
ちょっとだけ悔しく思ってしまった。
豪華な夕食を食べながら
みんなはお酒を呑んでいた。
わたしはもうすぐでハタチだったから
ちょっと呑んでみたら?と言われて
賢児さんが呑んでいるビールを少しもらった。
楽しかったからかもしれないけど
コップ一杯くらいは呑めてしまい、
少しふわふわとする感覚があった。
そのうちにお酒が弱かったらしい光さんは
ぱたりと寝てしまい、
賢児さんと千恵美さんでお酒を呑んでいて
わたしはジュースを頼んでもらった。