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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
わたしは布団の中に潜った。
二人の声が聞こえないように。
「・・・でるっ・・・!」
あ、終わる?
ちょっと聞いてしまったけど、もう終わり?
よかったと、はぁと息を吐いたところで
「あぁぁーーっ!」
「千恵美、静かにしろって」
「だって・・・おっきいから・・・」
また二人の声が聞こえた。
やだ・・・光さん・・・光さん・・・
「あっ・・・あっっ・・・」
そのあとも小さな喘ぎ声が聞こえ続けて
わたしは布団にくるまり泣きそうになっていた。