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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
幸成さんを家まで送って、
千恵美さんを送って、
わたしを最後に送ってもらった。
「じゃあな、こはる。
また滑りに行こうな、あと海」
「うん、また行きたい。
楽しかった、ありがとう」
「じゃあね、こはるまたね」
賢児さんが頭を撫でてくれてから
二人とバイバイした。
二人が乗った車を見送って
自分のスマホに着いたストラップを見ると、
昨日あったことがいろいろ思い出されて
賢児さんとしていたアノ声が
光さんに聞こえてしまったんだ、と思い
すごく恥ずかしくなってしまった。
【第7章 END】