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HOTEL・LOVE
第8章 香澄の夜、晴樹の夜


「なんだよ、もういっちゃったのかよぉ・・

 じゃあ立て続けに・・入れちゃうぞ」



すぐに亮太が入ってきて、

またしても意識は細くなりながら、

自分の上で揺れ続ける亮太の顔を

焦点が合わないまま見つめた。



やがて亮太の低いうなり声が漏れ始め、

振動は大きくなり、泉も

沸点に達しようとしていた。


耳に・・

昼間の喘ぎ声がよみがえる。

あんな声・・私も・・・


そして部屋に木霊した。

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