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甘い香りに誘われて
第2章 出会い
「宜しくお願いします」
僕は彼女に挨拶し、先輩の命令より早速仕事を教える事になった。
僕は介護職をしており、この職場で働き出して約6年が経った。ベテランだ。
早速彼女に話しかけてみる。
「中田さんって、前もこんな仕事?」
すると彼女は無表情のまま「はい」とだけ応える。
この時の彼女の印象は「何か表情が無くて取っつきにくいなぁ…」と思っていた。
他にも質問してみた。
「結婚はしてるんですか?」
「スポーツは何かしてましたか?」
等々。