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第7章 満開

そして貴女は僕のもとに歩いてくる。全身が放つ欲と美しさを拒む理由はなかった。

貴女は僕に抱き付いてきて、

｢先生…ワタシを抱いて下さい。ワタシの欲を満たしてください。｣

顔を埋めて心の内を吐き出した。

貴女が僕の帯をほどき、着物の合わせを開く。予定通り貴女は自分から僕を欲しがった。

｢いいんですね。｣

頷く貴女の顎を持ち上げて目を合わす。

｢先生…ワタシの全てを好きにしてください。｣

貴女は自分を捧げる宣言をした。

開いたままの唇を奪い、深い口づけをする。
貴女は僕の手首を掴み、自分の胸へと誘導する。

数日間に渡って溜め込まれた欲が、
百合というキーワードで一気に爆発したのだ。

おとなしい性格の貴女だから、その反動が尚更大きい。羞恥心は何処かに吹き飛ばされたようだ。

ﾝﾊｧ…口づけの合間に洩らす吐息は僕を煽る。
導かれた手で乳房を包み、柔らかさを味わいながら揉み込んだ。

ｸﾁｭ…ｸﾁｭﾘ…
口づけも益々深くなり、貴女は僕に応えようと懸命に舌を絡めてくる。
イヤらしい水音が聴覚を侵していった。

｢先生っ…おっぱいをもっと構って…｣

貴女はネダり先を急かした。