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色絵
第8章 情画
先生が縄目をほどき、手を引かれ立たされる。

うあ゛あ゛

蕾の中の筆の向きが変わり、強く壁に当たる。

「寝室まで歩きなさい、」

筆のせいで腰は伸ばせず、脚もきちんと閉じらなかった。

ヘコヘコ歩いていると、

「アヒルみたいですね。
でもまだ楽しんでるようですね。」

先生がお尻を撫でるので腰が引けて筆が暴れる。

ふぅ…

虐められるはずなのに期待しているワタシがいた。

「さぁ、アヒルから犬になりなさい。」

ワタシはベッドに四つん這いになる。
先生が長い棒をワタシの膝裏に置き脚が棒に括られた。
グッと脚を開かれて、四つん這いというより潰れそうなほど拡げられた。

バランスを崩し、肘から先をベッドにつけ、その間に顔をつける。

お尻だけを突き上げた姿勢になってしまう。

「貴女は本当にセンスがいい。僕が益々虐めたくなるように誘うのが上手だ。

いいと言うまで顔をあげちゃいけないよ。」

ピシン尻が叩かれる。

うっ…

ジンジンして痒みが走る。
先生は痕になるような、恐怖を覚えるような叩き方はしない。

でも、はたくのでなく、叩いた手をそのまま置かれるので、じんわりとした痛みが続くのだ。
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