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色絵
第11章 無花果
体は素直に欲を求める。
足を動かす。
カランカラン…
玄関と同じ鐘が付けられていて欲を貪ったことを告げる。
ヒゥ…
チリリン…
走る快感に顎を引いてしまい、乳首が引っ張られる。
あぁ、自らを慰める姿を冷めた目で見られているのに、それでも辞められないワタシは、どれだけはしたなく惨めな女なんだろう。
もう、これ以上失うものはない。
自棄になったワタシは、手に力を入れて、紐を思い切り引く。
ズブリ…ズボッ…
太くて硬い筆先が一気に中に入り、入り口が裂けたかと思うほど拡がった。
んぐぅぅぅ…
チリチリリン…
先生、見て、こんな淫らな女を…本当に愛しているの?
先生の冷ややかな視線すら快感になっていた。
「硬いまま呑み込んでしまったのですね。キツいでしょう。
口が開いてしまって、ナカの筆が見えますよ。
とても綺麗ですね。」
フグッ…ングッ…
「ああ、僕と話すより気持ち良くなることの方が大事ですよね。
わかりました。
僕は絵の貴女に相手してもらいます。」
先生は、屈んで蜜壺を覗き込み、そう言った後、すくっと立ち絵の方に行き、背を向けてしまわれた。
チリリン…ングッ
カラン…カラン…
後は、鐘と鈴の音が鳴り続けるだけだった。
足を動かす。
カランカラン…
玄関と同じ鐘が付けられていて欲を貪ったことを告げる。
ヒゥ…
チリリン…
走る快感に顎を引いてしまい、乳首が引っ張られる。
あぁ、自らを慰める姿を冷めた目で見られているのに、それでも辞められないワタシは、どれだけはしたなく惨めな女なんだろう。
もう、これ以上失うものはない。
自棄になったワタシは、手に力を入れて、紐を思い切り引く。
ズブリ…ズボッ…
太くて硬い筆先が一気に中に入り、入り口が裂けたかと思うほど拡がった。
んぐぅぅぅ…
チリチリリン…
先生、見て、こんな淫らな女を…本当に愛しているの?
先生の冷ややかな視線すら快感になっていた。
「硬いまま呑み込んでしまったのですね。キツいでしょう。
口が開いてしまって、ナカの筆が見えますよ。
とても綺麗ですね。」
フグッ…ングッ…
「ああ、僕と話すより気持ち良くなることの方が大事ですよね。
わかりました。
僕は絵の貴女に相手してもらいます。」
先生は、屈んで蜜壺を覗き込み、そう言った後、すくっと立ち絵の方に行き、背を向けてしまわれた。
チリリン…ングッ
カラン…カラン…
後は、鐘と鈴の音が鳴り続けるだけだった。