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色絵
第11章 無花果
「君は……、……ぅ君は、お父様はぁぁ…」

「沙絵、僕は今から本当に愛してるこの人を抱くよ。

沙絵、娘だから愛が無くなる訳じゃない。
沙絵が大人になって、本当に愛する人が現れるまで、ずっと一緒に居るから。」

これだけ話しこんで、熱が褪め、萎えてしまうのが普通なのに…

貴女も、沙絵と僕の会話を涙して聞いていて、渇れてしまってもおかしくないのに…

ぴったりと寄り添う持ち物と性癖からか、直ぐに抽挿が再開出来た。


っせんせぇ…

「いや、私は…、沙絵はこんな気持ち悪いこと見たくない。」

「うん、もう部屋に戻っていいよ。」

沙絵さんは、キッとワタシを睨み、部屋を出ていった。

先生がワタシの前に来て、強く抱き締めてくる。

「愛してる。貴女だけを…」

「せんせぇ…ワタシも。
先生、ナカに出して…
その時に、ワタシを名前で呼んで…」

「何て呼べばいいですか?」

「ふふっ…泉に水、
逆さに読んだら水仙(すいせん)とも読めるの…」

「いずみ?」

「そうです。」

「解りました。

でも、もうゆっくり話す余裕なんて与えませんよ。

鳴き続けて喘いで叫んでいなさい。」


っあああ゛

いきなり先生が奥まで来てワタシを貫いた。
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