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【SS】目が覚めたら…?
第9章 【2000拍手突破感謝】Ⅳ.憂鬱の向こう側
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招待状
我らの宴に来たれよ
我らが何処に在るかは
汝 倒凶動無にて探されたし
3♡ はりゅ
___
i ~~ i なちゅ
\ /
V
(_)-(_)─ もみょ
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それ以降は白紙だった。
なにをどう突っ込もうか。
まず、この巻物を書いた首謀者は、間違いなく「はりゅ」ことハル兄だろう。この達筆は間違いない。絶対才能を無駄遣いしている。
「で、最後の"3♡"ってなんだろう? 3?」
ハル兄が3好きだということも聞いたことがないし、3にちなんだものが出ているわけでもなく。
「で、"なちゅ"……ことナツのこれはなんだ?」
お正月の駒かなにかだろうか。
「串団子…というより多分メガネの"もみょ"はモモちゃんだね。ははぁ……ふたりはモモちゃんの家にいたのか。というか、悦んで使われているアイアンバトラーモモちゃんもまた、高IQを無駄遣いしてるよね」
しかし、なんでこんな呼称を記載しているのか。
彼らの感性がまったくわからない。