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第1章 お正月に目覚めたら。

　


　2014/12/31――。



　正月になったのも知らず、卑猥な兄弟は酔いつぶれ、卑猥な兄弟の餌食になっている可哀想な子羊は、眠りの中にいました。
　
　そんな時、卑猥の神様がご降臨されたのです。


「お前達がこれからも卑猥さを貫き、我が道を行くのなら……卑猥な神である我は、お前達の願いを1日だけ叶えてやろう」



　卑猥な帝王様は言いました。


「俺は……淫魔抜きに、ゆっくりとシズを愛してぇ」


　変態王子様は言いました。


「僕は……しーちゃんのナカでしーちゃんと一緒に果ててみたい」


　子羊は言いました。


「あたしは……」




　卑猥の神様は言いました。



「ならば元旦は長男、2日目は次男。その願いを叶えてやろう。その子羊の願いは……一番最後に」





　さてさて？