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【SS】目が覚めたら…?
第17章 【ピックアップ感謝】座談会
ハル「はい、次。シズ、その質問の紙を寄越せ。え~『シズルちゃんは、蜂蜜とメイプルシロップと桃缶シロップ、どの味が一番好きですか?』」
ナツ「桃缶シロップ? なんでそんなのが比較対象にあがるんだろう、サクラはわかる?」
モモ「し、知るか!!(なぜ俺に聞く)」
ハル「どこぞのSSで見たような…。桃缶シロップは秘蜜の味ってか? どう思う、サクラ」
モモ「ど、どうでしょうね?(だからなんで俺に)」
ナツ「で、しーちゃんはどの味がお好き?」
シズ「あたしは……」
全員「"あたしは"……?」
ピンポーン。
ナツ「……ちっ。誰か来たみたいだ」
ハル「宅急便か?」
ナツ「生もの注意のシールが貼ってる「俺様宅急便」だったよ。差出人は、黒陵国のサク=シェンウ……「吼える月」のサクくんとユウナ姫からだ!!」
シズ「凄いね、宛先……『卑猥魔王兄弟様』だけで届くんだ? というかこれなに文字? よく読めたね、配達のひと」
ハル「まあいい。開けるぞ。ん……? なんだこのくったりしてるのは」
シズ「うわ、可愛い子亀ちゃん!!」
ハル「は? イタチじゃねぇか」
ナツ「うん、白いフサフサの」
モモ「……(幻覚? 俺は……背に甲羅背負った…白いフサフサの変な生き物が見える…)」
シズ「亀ちゃんだよ、亀!! 手乗り亀!! あ、他にも入ってる。これ……蜂蜜の瓶詰め? それとお手紙……」
ハル&ナツ&モモ&シズ
「なに書いてあるか読めん……」