この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
【SS】目が覚めたら…?
第28章 【ファン感謝】白雪姫 ③王子(モモ)

自慰をしていた時からと言えないあたしは、
「サクラのせい……。いやらしいのを見せるから」
ひとのせいにして、顔をそむける。
すると、
「俺のせい……ああそうですか。俺が自分のを扱いて姫の名前を呼んで、そしてあなたの手でイカされた……あれがあなたをいやらしくさせたんですか? ……俺を見て感じていた、と?」
わざわざ自分で言わなくてもいいのに。それすら、何も言えない。
「――可愛い姫だ。可愛いとは、あなたのことを言うんですよ」
なんでこんなことを言うのか。
冗談でわざと言っているんだろう。だって今のサクラは意地悪だから。嫌味にしか聞こえない。
「可愛いひとには、いじめたくなるお心、あなたにもわかるでしょう? ああ、俺にも見せて下さい。俺の手でイクあなたを」
わざと見せつけるその舌が、足の付け根と秘部の境目をゆっくりと上下に動いていく。
やっぱりサクラは意地悪で。
「あぁぁ……っ、駄目、そんなところに舌なんて……ああっ」
サクラの舌が、絶妙なところで、巧妙に動く。
ぞわぞわぞわとした感触が、悪寒のように舌から頭上に突き上がる。
「そこだめ、ね、汚い場所だから。見ないで、舐めないで!!」
「慎ましい恥毛の中に眠る、神秘的な花園。俺のを見て溢れさせたあなたのここを汚い場所というのなら、俺のは醜悪すぎるもの。それを見せつけてしまった責任を、俺はとらねばなれません」
……詭弁だ。
サクラには、どんな言葉も通じない。
「や……んっ、ああっ」
今度は反対側の境界を舐め上げられて。
ああ――。
秘部が触って欲しくて震えているのがわかる。

