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メンズセラピスト 〜女性向け風俗の新しいカタチ〜
第13章 雄介からのメッセージ
そして,里香は今でも常連様だ。
いずみはその後来店はない。
僕は,レモングラスのハーブティーを飲みながら,バルコニーに移動し,眼下に広がる山下公園と東京湾を眺める。
近くで船の汽笛の音が聞こえる。
今日は新規のお客様の予約が30分後に入っている。
どんな出会いがあるのか。
常に新鮮で非日常だ。
その気持ちを持ち続けられる限り,
そして,ここがお客様にとって,気軽にいつでも立ち寄れる
「安らぎの港」
である限り,
僕は,「Y’s ROOM」を続けていこうと思う。
大桟橋を出航し,港から離れていく客船を遠くに見ながら,僕はあらためてそう誓った。
いずみはその後来店はない。
僕は,レモングラスのハーブティーを飲みながら,バルコニーに移動し,眼下に広がる山下公園と東京湾を眺める。
近くで船の汽笛の音が聞こえる。
今日は新規のお客様の予約が30分後に入っている。
どんな出会いがあるのか。
常に新鮮で非日常だ。
その気持ちを持ち続けられる限り,
そして,ここがお客様にとって,気軽にいつでも立ち寄れる
「安らぎの港」
である限り,
僕は,「Y’s ROOM」を続けていこうと思う。
大桟橋を出航し,港から離れていく客船を遠くに見ながら,僕はあらためてそう誓った。