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オナホ女とディルド男
第1章 ディルド男と呼ばれた日々
 そして僕はベッドの上にあがり、添い寝をするように横たわる。
 ちらりとスマホの画面が目に入った。

「(えっ…お兄ちゃんがあたしの身体を…触ってる?!)」
「ああっ…だめよぅ、お兄ちゃん…兄妹なのにぃ…」
「やだ…当たってる…お兄ちゃんのおちんちん…」

 まあいつものことだが、恥ずかしいセリフの数々が並んでいた。

「今日のオカズはチャットHですか、お嬢さん。相変わらず淫乱変態性癖の小娘だ。」

 もちろん声には出さずに毒づく。

 どうやら今日の設定は実の兄に犯される禁断のセックスと言ったシチュエーションらしい。
 彼女には結構お気に入りの設定のようで、これまでも何度か見かけたことがある。

 こうして設定の概略を理解したのち、僕はいつものようにペニス以外の部分が所有者の身体に触れないように注意しながら、腰を前に突き出していった。
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