この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
オナホ女とディルド男
第8章 オナホ女とディルド男
 「わたし、オナホやめたんですよ。お薬もやめます。
 だからね、ディルさん。これからよろしく」

 ディルさん、と僕の呼び名は唐突に決まった。
 負けじと僕も彼女の呼び名を考える。

「こちらこそよろしく、ナホちゃん」

 オナホ女はナホになった。

 その瞬間、僕らは同時に笑い始めた。
 何がおかしいのかよくわからないままに、笑い続けた。
 「ディルとナホ」なら僕らがこれまで何であったかなんて誰からもわからないだろう。

 そして僕たちはそのまま手をつないでホテル出た。

 まずはこうして手をつないで街を歩くことから始めよう。

 お茶をして、食事して、お酒を飲んで、それでちょっとムラムラしてくるけれども何も言いだせずにお休みなさいと言って、その日は別れる。
 そんなデートを何度もしよう。

 それが僕らの正しいセックスの始まりだ。

 射精しすぎたためか、睾丸に痛みを感じるけれど、それは僕らが新しい一歩を踏み出すための

 ディルド、しばしの休息宣言

 なのである。


 -完-
/117ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ