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衝動[完]
第9章 番外編Ⅲ
「ゆ、祐先生。」
弥生は祐に抱き上げられ、寝室に連れて行かれる途中だった。
「ん?なーに?弥生。」
「せんせ……お風呂、入りたい。」
「お風呂?」
祐は足を止め、弥生を見下ろす。
「だって、このままじゃ恥ずかしいもん。」
「いいよ。じゃ、一緒に入ろっか。」
にっこり笑って提案する祐に、弥生は祐の腕の中で飛び上がりそうになる程驚いた。
「えっ!?ひ、ひとりで入るよ!」
「先生、今日は弥生と一緒にお風呂入りたいな~。一緒に入ったことあるから今更じゃない?」