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衝動[完]
第9章 番外編Ⅲ
「さ、今度は弥生を洗ってあげるねー。早くしないと風邪ひいちゃうよ?」
祐は弥生の手からスポンジを取り上げた。
「先生、前は自分で洗えるからね?」
「いいからいいから。」
首から胸、腹、足と、恥ずかしがる弥生の声はしっかり無視して全身洗ってしまう。
弥生を自分の前に座らせると、背中も洗い始める。
「弥生、泡々だねー。」
「うん、泡々だー。」
自分の身体についたクリームのような泡を手に取り、遊び出した弥生を祐は上から覗き込む。
「ここにもいっぱい泡が付いてるよ。」
祐は弥生の脇腹を撫で上げた。
「ひゃっ!」
あまりのくすぐったさに弥生が身を捩る。