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衝動[完]
第9章 番外編Ⅲ
「先生!何するの!」
真っ赤になって振り向く弥生を祐は眩しそうに見つめた。
「弥生、ここだけピンク。」
言いながら、真っ白な泡の中、弥生の胸の小さな飾りを人差し指で突付く。
「あっ…ん!」
「ほら、見てご覧?」
祐の声にハッとして、弥生が顔を上げると、目の前にある鏡に自分の姿が映し出されていた。
「やっ…!」
色付くそこを隠そうとする両手を掴み背中に回すと、祐は左手だけで押さえ付け、右手を弥生の胸に這わせる。
「やっ……あっん……やだよぉ……。」
「どうして嫌なの?こんなに可愛いのに。」
祐はぷくりと主張し始めた小さな突起を人差し指でくりくりと捏ね回す。
「やだよ……変になる……。」
「気持ち悦い?」
「ばか……、先生なんて知らない。」
涙目になって俯く弥生に熱いシャワーをかけながら、祐は片眉を上げた。
「んー?恥ずかしがらなくたっていいでしょ?これからもっと凄い事しちゃうんだから。」
弥生が一瞬身を固くしたのが解り、祐は苦笑する。
「さ、頭も洗っちゃおうねぇ。」
祐はシャンプーを手にとった。