この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
衝動[完]
第9章 番外編Ⅲ
心配そうに覗き込む祐に、弥生は首を振り、しがみ付いた。
「違うの……私……私ね、嬉し……。」
「弥生……。」
「せんせ……好きぃ……。」
「弥生、オレもだよ?」
「祐せんせ……好き……大好き……。」
自分を必死に受け止めている弥生に祐は囁いた。
「愛してるよ、弥生……。」
愛しさが込み上げる。
そしてその愛しさは波打ち、まるで溢れ出すかのようで、祐の我慢も遂に限界に達した。
「弥生……動いても……いい?」
恐る恐る聞いてみると、弥生はにっこりと微笑んだ。
「ん……。いいよ…。」