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キズアト
第5章 友達
「お前といると他の女がつまらなく見えて付き合えなくなったんだよ。だから俺が欲求不満だとしたら、それはお前のせいだ」
そう断言すると、
「バッ、なっ、そんなの言いがかりじゃない!」
水原がクッションを投げつけてきた。
「そういや、お前も男っ気ないよな?モテない訳じゃないのに何でだ?」
こいつは中身はともかく見てくれは結構イイ女風だから、大学時代も今も、いつも一緒にいるせいで橋渡しを頼まれたことが何度もある。
俺の知らないところでも、おそらく告白はされているに違いない。
「…だって、好きな人がいるから」
「え?」
そう断言すると、
「バッ、なっ、そんなの言いがかりじゃない!」
水原がクッションを投げつけてきた。
「そういや、お前も男っ気ないよな?モテない訳じゃないのに何でだ?」
こいつは中身はともかく見てくれは結構イイ女風だから、大学時代も今も、いつも一緒にいるせいで橋渡しを頼まれたことが何度もある。
俺の知らないところでも、おそらく告白はされているに違いない。
「…だって、好きな人がいるから」
「え?」