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OLみどりの肉欲
第2章 映画館 理性
私が手を握ったまま沈黙が続いた。


周りでは学生たち、カップルが

楽しそうに話をしている。


私たちは無言でエレベーターの進む階数を見ていた。


目的の階に着き、エレベーターの扉が開く。

ほとんどの人がこの階で降りて行くようだ。

私はみどりの手を離さずに人ごみの流れに

紛れてエレベーターを降りた。



みどりが私の顔を無言で見つめる。

私はみどりの手を放し言った。

「ごめんよ。人がいっぱいだったから」


みどりは首を横に振りこう言った

「ううん、ごめんなさい。」

「みどりがドジだから。」

少しうつむき、照れくさそうに私に微笑んだ。



もうだめだ我慢できない。

私の理性は一瞬にして吹き飛んでしまった。
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