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ビッチな一休ちゃん
第2章 将軍さまと美人画
将軍さまの伴われ
一休ちゃんは奥の院の中に入っていきました。

いくつもの部屋を超えると・・・
ひときわ豪華な部屋・・・

多くの絵画や骨董が飾っています。

「これが儂の部屋じゃ」
将軍さまは自慢げです。

「絵に書かれた人の髪が黄色く・・・
鼻は高く・・・服装も妙で・・・
これは異国の絵ですか?」
一休ちゃんは1枚の絵を指さし
将軍さまに尋ねます。

「そうじゃ!さすがは一休ちゃん。
よく分かったな」

「明国や朝鮮の人たちは私たち日本の国の人たちと
風体が似ていると聞いたことがあります。
この絵に描かれているのはもっと遠い国の
人たちなのですか?」
一休ちゃんの質問は続きます。

将軍さまは一休ちゃんの聡明さに驚きました。
そして・・・美しく理知的な一休ちゃんが
恥ずかしがって困惑している姿を見てみたいと
激しく思いました、
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