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第1章 インビテーション

　「えーと、初参加のしおちゃんです。よろしくね。」

　みきさんが紹介する。

　「みんな、オイタをしちゃだめですよ。しおちゃんは処女ですからねえ。」
　「でもしおちゃん、おちんちんを触ったことはあるんだよね？（笑）」

　まだ部屋に入る前なのにみきさんは遠慮を知らない。
　しおちゃんはちょっと顔を赤くしてうつむき、みきさんに軽くパンチを出した。

　回りの人たちに聞こえやしないかと僕はヒヤヒヤしたが、みきさんは特に気にかけることもなくそのままカウンターに向かい、椅子のないフラットな部屋を頼んだ。