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第3章 おねだりされたＰ写真

ゴットン、ゴットンと揺れて走る電車の一駅区間の距離が今は長く感じる。

それなのに前の電車が詰まっていると、トンネルの途中で止まっちゃうなんてもってのほか。

こんな電波の届かないトンネルの中じゃメールを受信することができないじゃない。

わたしの気持ちは一刻も早く浩平クンのからのメールが見たいだけなんだからとこのオンリー。

それともう一つ別のことを思ってみる。

また、パンチラ写真をせがまれたらどうしようと。

わたしもぶっちゃければ、ドＭと言っていい程のもの凄いＭ体質で、男の人からの押しに弱くてイヤと言いきれないタイプ。

１６歳の時のファースト・キスや１７歳での初体験、そして２１歳での結婚もすべてその時の彼氏からの強い押しに負けてしてしまった感じなのだ。

そして今も・・・。