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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第6章 雨からのエスケープ
「もしもし、水菜さん?返事、遅いよ」
(それはあなたでしょう!)
「メール見た?」
「うん、見たけど・・・」
「今どこ?会社の近くにまだいるんでしょう?」
「そうだけど・・・」
「どこにいるか教えてよ。車で迎えに行くから」
「ちょっ、ちょっとまって。滝岡君、会社休んじゃだめよ。わたしみたいにズル休みするなんて・・・」
「ゥンッ?ァァア~アっ、僕は違うよ。この雨で現場が中止になったから、社長がそれならこの前の休日出勤をした分の代休を取ってくれって言うんで休みにしたんだ」
(それはあなたでしょう!)
「メール見た?」
「うん、見たけど・・・」
「今どこ?会社の近くにまだいるんでしょう?」
「そうだけど・・・」
「どこにいるか教えてよ。車で迎えに行くから」
「ちょっ、ちょっとまって。滝岡君、会社休んじゃだめよ。わたしみたいにズル休みするなんて・・・」
「ゥンッ?ァァア~アっ、僕は違うよ。この雨で現場が中止になったから、社長がそれならこの前の休日出勤をした分の代休を取ってくれって言うんで休みにしたんだ」