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フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第6章 雨からのエスケープ
三十分はかかると言っていたから、ずいぶんとわたしってセッカチになっている。

と、フッと苦笑いをすると、雨で暗くなっているせいでそんな自分の顔が薄っすらとシルエット調に窓ガラスに映って、ハッと今日はヤル気のないお化粧をしてきてきることに気がつく。

これから浩平クンとのデートだというのになんと言うことだろう。

落ち込んでいた痕の残るおブスな顔なんてぜったいに見せたくない、見られたくない。

たしか入れていたはずとバッグの中に化粧ポーチをゴソゴソと探して、見つけ出すとよかった安堵。

席を離れている間にここを取られてしまわないように、新しいコーヒーをまた買ってきてテーブルの上に置き、尚且つホールにいる店員さんにも「ちょっと化粧室に行ってきますからお願いします」と言って万全を期してからお化粧を直しにトイレに向かった。
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