この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フ・リ・ン ~年下の男の子と~
第6章 雨からのエスケープ
「いいね。それ、いい。いいよ」

「そう、じゃあ決定だ」

高速の入口を過ぎて一挙に浩平クンが加速すると、車はエンジンに唸りをあげてそれに応える。

追い越していく車と横に流れていく景色。

なにか希望に向かって進んでいるみたい。

相変わらず流れてくる透明なポップスのメロディーと英語の歌声が心にやさしい。

「ずっといい曲かかっているわね。これ浩平クンのCD?」

「ちがうよ、ラジオだよ」

「ラジオなのこれ?FM?」

「そう、アメリカのFM」

「エ~ッ、そんなの受信できるの、この車」

「この車じゃないよ、スマホ。アプリで聞けるようにして、車のスピーカーに飛ばしているんだ」
/132ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ