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第11章 ザーメンぶっかけ給食　食ザー計画

ユキ（や、やばい、面白過ぎるー。は、早く叫びたい）
（それには、精子がこってりかかってるってことを）

「ねぇ、気づいたかな？」「でも、もうだいぶ食べたよね？」

「早く教えてあげたいなー」「きゃはは、やばいわたし、笑い止まんない」

水野は、自分を見つめる視線と数人の笑い声が大きくなるのに
気づく。そして、それがアキのとりまきであることにも。

ミキ（どういうこと。なにかした？まさかこの給食？）

ミキ（えっ、さっきの変な味って？ま、まさか、そんなこと？）

ミキも薄々予測できているのだが、認めたくなくて必死に
理性がそれを否定する。

しかし、給食を食べる手は完全に止まった。

あれー、水野さん学級委員が給食残すの？