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遠回りしたけど
第3章 突然の



大輝は立ち上がると、忍と一緒に
わたしの部屋から出て行った。




「はぁ・・・」




なんか疲れた・・・




大輝に抱きつかれているとこなんて見られたら、
忍になんて言われていたか・・・




椅子から立ち上がり、部屋着に着替えていると


「姉ちゃーん、ラーメンのびちゃうよー!」


階段の下からわたしを呼ぶ忍の声が聞こえた。




なんでわたしの分のラーメンも作ったの!?
食べたいなんて言ってないのに!




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