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Could you walk on the water ?
第20章 盗聴
乱れる息遣い、そして何かを欲しがるような雰囲気の後、挿入を伝える濃厚な女の吐息が漏れた。

「ああんっ・・・・・・・・・・」

「奥まで入ったよ・・・・・・・・」

「ええ・・・・・・・・・・」

濃密に互いの肢体を交接させる男女。

男の上でねっとりと腰をくねらせる女。

その光景がありありと伝わる音声が続く。

「あっ・・・・、あっ・・・・・、ああっ、いいっ・・・・・・・・・・」

「いやらしい・・・・・、上になるのが好きなんだろう・・・・・・・・・」

「もっと・・・・・・・、もっと激しく・・・・・・・・・・・・・」

男が激しく腰を突きあげることを伝えるベッドの軋む音が届き始める。

「ああっ・・・・・・、凄いっ・・・・・・・・・・・」

喘ぎ声が何分も続いた後、スロープをゆっくりと上昇していくかのように、女の漏らす息遣いが乱れ始め、やがて、嬌声へと転化していく。

「あっ!・・・・・、あっ!・・・・・・、あっ!・・・・・・・・・・・」

「もっと腰を振って・・・・、ああっ、そうだよ・・・・・・・・・・・・」

「あっ・・・・・、ああっ、奥まで・・・・・、あっ・・・・・・・・・」

「一緒に・・・・・、ねえ、一緒に・・・・・・・・」

「いいわ・・・・・・、ああっ、きてっ・・・・・・・・・・・・・・・」

「ああっ・・・・・・・、中で出すよ・・・・・・・・・・・・・・」

「このまま・・・・・、早く・・・・・・、ああっ、いいっ・・・・・・」

「いくぞ・・・・・・・・・・・」

「私も・・・・・・、ああっ、私もイクっ・・・・・・・・・・・」

「いくよ・・・・・・、ああっ、姉さん・・・・・、いくよ・・・・・・・」

「凄いっ・・・・、ああっ、剛・・・・・・、ああっ、イクっ!・・・・・・」

女の最後の嬌声のあと、沈黙は5分以上続いた。

ハアハアハアという、汗と蜜を感じさせる、男女の濃密な息遣いだけを、記録者は辛抱強く録音していた。

そして、寝物語が唐突に始まった。
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