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Could you walk on the water ?
第21章 Could you walk on the water ?
振り返った沙織は、広瀬を見つめ、ゆっくりと近づいていく。
ソファに身を沈めたまま、刑事は僅かに震える言葉を投げた。
「いったい、何を言ってるんだ・・・・」
「検察を誘導するくらい、いくらでもできるでしょう」
広瀬は見つめる。
そこでジャケットを脱ぎ始めた女の肢体を。
沙織はクールに続けた。
「全てはあの兄弟が二人でやったことなのよ」
ジャケットを脱いだ沙織は、広瀬の眼前でブラウスのボタンをゆっくりと、一つずつ外していく。シャツの隙間から、熟した女の白い肌が見えてくる。
「おい、待て・・・・・」
「兄弟が揃って収監されれば、どうなると思う?」
「・・・・・・」
「この体、あなたの好きなようになるのよ」
大胆にシャツを床に脱ぎ捨て、沙織は黒色のブラを男に披露する。
それは、堀内に初めて抱かれた夜に裸体を包んでいた下着であった。
ソファで凝固する広瀬の頬を撫でながら、その肢体を近づけていく。
彼の手を胸元に誘導し、男を誘うように盛り上がった乳房に触れさせる。
「ここを触りなさい・・・・・」
広瀬はただ、唾を飲みこみ、目の前に立つ美しい未亡人を見つめた。
「あなた、通夜の日、私が林の中で若い男に抱かれているところを見てたわよね」
沙織の乳房に触れたまま、広瀬は動くことができなかった。
「それって立派な覗きじゃないのかしら」
「・・・・・・」
「手を動かしなさい・・・・・」
「・・・・・・」
「揉んで・・・・・、私の胸を・・・・・・・」
「・・・・・・」
「そうよ・・・・・、もっとしてっ・・・・・・」
パンツスーツを脱ぎ去り、沙織は黒色の下着だけに包まれた裸体を露わにする。
熟れた女だけが持つ魔性の魅力が、濃厚に男を包んでいく。
そして、沙織は両脚を大胆に開き、広瀬の腰に自分から乗った。
その息遣いは、僅かに乱れ始めている。
「キスして」
僅かに濡れた唇を近づけてくる沙織に、広瀬は抵抗することができなかった。
だが、口づけを焦らすように、沙織はその唇を彼の耳元に運んだ。
彼の耳たぶをやさしく噛み、そして、そっと漏らした。
「ねえ、知ってるかしら」
「な、何を・・・・・・」
広瀬の下半身を撫でながら、沙織はその刑事に、そして自分自身にささやいた。
「私、水の上だって歩くことができるんだから」
完
ソファに身を沈めたまま、刑事は僅かに震える言葉を投げた。
「いったい、何を言ってるんだ・・・・」
「検察を誘導するくらい、いくらでもできるでしょう」
広瀬は見つめる。
そこでジャケットを脱ぎ始めた女の肢体を。
沙織はクールに続けた。
「全てはあの兄弟が二人でやったことなのよ」
ジャケットを脱いだ沙織は、広瀬の眼前でブラウスのボタンをゆっくりと、一つずつ外していく。シャツの隙間から、熟した女の白い肌が見えてくる。
「おい、待て・・・・・」
「兄弟が揃って収監されれば、どうなると思う?」
「・・・・・・」
「この体、あなたの好きなようになるのよ」
大胆にシャツを床に脱ぎ捨て、沙織は黒色のブラを男に披露する。
それは、堀内に初めて抱かれた夜に裸体を包んでいた下着であった。
ソファで凝固する広瀬の頬を撫でながら、その肢体を近づけていく。
彼の手を胸元に誘導し、男を誘うように盛り上がった乳房に触れさせる。
「ここを触りなさい・・・・・」
広瀬はただ、唾を飲みこみ、目の前に立つ美しい未亡人を見つめた。
「あなた、通夜の日、私が林の中で若い男に抱かれているところを見てたわよね」
沙織の乳房に触れたまま、広瀬は動くことができなかった。
「それって立派な覗きじゃないのかしら」
「・・・・・・」
「手を動かしなさい・・・・・」
「・・・・・・」
「揉んで・・・・・、私の胸を・・・・・・・」
「・・・・・・」
「そうよ・・・・・、もっとしてっ・・・・・・」
パンツスーツを脱ぎ去り、沙織は黒色の下着だけに包まれた裸体を露わにする。
熟れた女だけが持つ魔性の魅力が、濃厚に男を包んでいく。
そして、沙織は両脚を大胆に開き、広瀬の腰に自分から乗った。
その息遣いは、僅かに乱れ始めている。
「キスして」
僅かに濡れた唇を近づけてくる沙織に、広瀬は抵抗することができなかった。
だが、口づけを焦らすように、沙織はその唇を彼の耳元に運んだ。
彼の耳たぶをやさしく噛み、そして、そっと漏らした。
「ねえ、知ってるかしら」
「な、何を・・・・・・」
広瀬の下半身を撫でながら、沙織はその刑事に、そして自分自身にささやいた。
「私、水の上だって歩くことができるんだから」
完