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甘いだけの嘘ならいらない
第6章 騙されてあげる、それは君が好きだから


「いや……ぁっ」

「ああ、そういうことか。キスマークそこらじゅうにつけられて、こんなに濡らして…びしょびしょだな。ここも腫れてる」


翔は指を差し込んでローターの存在を確認すると、蜜で濡れた指を抜いて、大きくなった花芯に優しく触れた。


はだけて脱がされた服の下の肌には、いくつものキスマークがくっきりと残されていた。


翔はそれを面白くなさそうに見つめ、花芯に蜜を塗りつけて、くるくると撫で続ける。

「ひぁっ、あぁっ…」

「もうイったのか?何度目だ、今ので」

「っ、あ……わかんな、い…っ…あぁっ」


ひとりで立っていられなくなって、潤む瞳で翔にすがりつく。


いやいやと拒む仕種をしても、翔の指先での愛撫は止まるどころか、執拗になり、加速していく。


がくがくと震える足。

太股には蜜が溢れ落ちていて、翔は応接室のソファにあたしの手をつかせると、跪いて、後ろから蜜の溢れる秘処に舌を這わせた。


「きゃう……っ…あっ、あんっ…」


秘処を直接舐められてるわけでもないのに、翔の舌が太股をゆっくり辿るだけで、はずかしいくらいに濡れていく。


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