この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘いだけの嘘ならいらない
第2章 カクテルに浸かる透明な嘘


「……歓迎会?」

「そう。転属になった部長の代わりに、新しく本部から配属になった部長と、新入社員ふたりのね」

「そっか。久しぶりに俺ひとりの夕ごはんか…」


家を出る直前、今夜の歓迎会のことを思い出して、英士くんに伝えると、目に見えてしょんぼりと肩を落とした彼に申し訳なくて、思わず視線を伏せる。


ここ数日、仕事が忙しくて記憶から抜け落ちていたけど、先週末の朝礼で歓迎会のことを聞いていたのをふと思い出した。


「ごめんね。週末だし、かなり遅くなると思う…」

「……ん、わかった。でも理紗は弱いんだから、飲みすぎたらダメだよ」

「ありがと。飲みすぎないように気をつけるね」


さみしそうにしゅんとする英士くんをぎゅっと抱きしめて、微笑む。


/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ