この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
唇に媚薬
第8章 嫉妬姫

「…………」


葵の視線から逃れるように、抱きついたまま胸に顔を埋めた。
入り過ぎのエレベーターは人員オーバーで
なかなか扉が閉まらない。


「……蘭」


ボリュームを落とした低い声が、頭の上で聞こえる。

既に飲んでいて2件めへ向かう…といった人達が多いらしく
周りは酔った客で騒がしい。


「………っ」


バクバクと、大きくなる鼓動。
トレンチコートから、ふわっと葵のセクシーな香りが漂ってきた。

……どうしよう、変な気分になってきちゃった。
って、さっきからずっと変なんだけど。

背中に回した片方を、なぞるように下へと下げていって
さわさわと擦る私の手。


「……おい」

「………」

「お前の手、やらしいんだけど?」


軽く笑いながら顔を近付けて
私の耳元で葵が囁く。

……だって、勝手に動いちゃうの。
体が燃えるように熱い。

どうすればいいの?

/341ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ