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唇に媚薬
第8章 嫉妬姫

葵の左腕が、私の腰に回った。
……だけど、あくまでも支えてるだけ。


ねぇ、全身が火照って止まらない。
全然、足りない、の。

もっともっと、貴方に強く抱きしめてほしい。
私だけを感じてほしい。

BARに着いたら、誰かに会うかもしれないから
こんなに密着できるのは、今しかない。


「……葵……」


下に向けた葵の頬に、そっと左手を添えた。
鋭い瞳と視線が絡まる。

エレベーターのドアが閉まった。

……目的は、36階。
これだけ乗ってれば、まだ時間はある。


「………!」


もう、本能のままに

私の右手が、お尻から前に回って
葵のお腹の下をそっと撫で上げた。


「………っ」


片方の眉を動かして、葵が顔を顰める。
……その表情、堪らない。
ドキドキする。


「……こら」

「………」

「遊ぶな」


睨みながら囁かれた、低い声。

その瞳をニッコリ笑って見つめ返して
お構いなしに、コートの裾から手を入れた。

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