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唇に媚薬
第8章 嫉妬姫
~~できるか!
そんなの無理!
クリクリと円を描いて、小刻みに擦り付けられる指。
蕾だけを執拗に攻められて、クチュクチュと卑猥な音が止まらない。
「…ああ、や、もうホントにダメ……!」
頭が真っ白になる。
ビリビリと全身が痺れる。
「イ……ちゃう……っ」
「あぁ、いいよ」
「~~~っ んんんーー……っ」
ビクビクと体が激しく揺れた。
葵の肩を無意識に噛んで、必死に声を押し殺して
火花が散って、ぎゅっと目を瞑る。
「……はぁ……っ」
なん、だったの今のは……!
一瞬違う世界に飛ばされたかと思った。
意識が朦朧として、体が熱い。
ものの数10分で、こんなにもぐったりしてるって……
肩で息をして、なんとか呼吸を整え
……ようとしたのに
「~~~~!!」